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ひやおろし




思い草

 守り通した約束を

咲かせ乱れて

 ゆく夕月夜



ひやおろし1





昨夜は、主様に夕食をご馳走になりました。

二人だけの時は、大抵カウンターに通されます。



私は必ず

主様の左側に着物の裾を開いて座ります。




主様は、

左手で私の内股に手を置き

お酒を飲むのがお好きです。



カウンター越しに

料理の薀蓄を板前さんに語りながら

私の反応を愉しむようにお酌をさせるのです。





ひやおろし2




お酌をする度に、感じる指の動き


思わず、唇から洩れるかすかな吐息・・・



板前さんがふと顔をあげる。





目があった・・・




その恥ずかしさに熱いものが込み上げる。




「どうした?」



私の反応を愉しむかのように、


お酒を煽りながら主様がお尋ねになる。





ひやおろし3





「いえ、大丈夫です・・・」



そう答えながら

お酌をする私の手は震えていました。




「お酒を変えましょう。今度のお酒は楯野川」



「純米大吟醸ひやおろしが入荷しました」



何事もなかったかのように板前さんが呟き

一升瓶をカウンターに置きました。




ひやおろし4





ひやおろし



江戸の昔

冬にしぼられた新酒が劣化しないよう

春先に火入れした上で大桶に貯蔵し

ひと夏を超して「冷や」のまま

秋に出すお酒だそうです。




「新酒とは違う」

「熟女の味わいだよ・・・」





懐に忍び込んだ悪戯な指に


喘ぐ私をみつめながら


主様は、板前さんに話しかけます。






ひやおろし5





「まるで、コイツのように味わいがある。」

「なぁ・・・」




板前さんは応えることなく目を伏せる。






その優しさに感謝しながら、


恍惚の酒に酔いしれ


今夜も堕ちて果てるのです。





ひやおろし6






ひやおろし

 火入れに耐えで

  縛られて


 濡れた身体を

  秋に捧げん





ひやおろし7








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私の過去Ⅳ:散りゆく枯葉のように・・・


あの日から


私は罪人として裁かれることになった。


寄宿舎は牢獄・・・


薄汚れた淫乱として


皆に蔑まれ


その罪を懺悔させられ


虐められる日々が続いた。




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クラスメートたちは


執拗に私を責め立てた。




ハルに犯された日のこと


その後のハルとの関係を問い詰められ・・・


懺悔させては


罰を与えられる日々・・・



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でも


さげすみながらも


彼女たちは

私を愛して下さった。


その中で、私は

女としての悦びに目覚めて行った。





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被虐性愛の深さを知ったのもこの頃でした。


衆目に晒されて裸になることも



鞭打たれながら

人前で失禁することも・・・



次第に快感に変わっていった。





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私にとっては


それが当たり前の日常。


でも、不思議と

そんな宿命を背負って生きている自分が

決して嫌いになれなかった。





まるで、自分が


憧れの「小公女」になれたような気がして・・・



どんなに罰を受けても


辱められても


私は罪を犯し続けた。



就寝前

私の脳裏には

あの日見たハルの雄蕊が蘇る。





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気が付くと

私の指は

まるで、あの日のハルの指と同じように


熱くなった蜜壺を

深く、強く、弄っているのだった・・・




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こうやって思い出を語っているだけで


言い知れぬ高揚感に包まれます。



そして、何か、もっと奥深いものを求めてしまう・・・

ここから先は闇・・・


下の扉の向こうで、肌を晒してお待ちします。




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私の過去Ⅲ:罪人になった秋(その2)


遠い空の向こうから

私を呼ぶ声が聞こえる。


「大丈夫か?」


倒れこむ私を

抱き起してくれたのは、ハルだった。



彼の逞しい腕に縋りついて

私は泣きじゃくった。




見たもの、聞いたもの

その、すべてをかき消したい!



そんな思いで胸の中が一杯だった。





罪びと6




ハルに抱きかかえられるようにして

私は家を後にした。




途中すれ違った農家のおばあちゃんが

怪訝そうな顔で私たちに行き先を訊ねた。



「ちょっくら、休ましてやるら」



ハルは、そう言うと



私を抱きかかえるように裏山の公園に連れて行った。





誰もいない寂れた公園の片隅・・・



私は、初めて、ハルに唇を奪われた。




罪びと7




不思議なことに

私には抵抗する気力が全くなかった。




ハルの思いのまま身をゆだね

気のすむまで唇を吸われた。




「問題なけりゃあ・・・」



ハルは、私を抱き寄せると

耳もと息を吹き込むように囁いた。


「気持ちいいこと、たんとさせたる」




ハルはそういうと

人が変わったような凶暴な眼差しになり

両手で私の頬を包むように強く抑えつけ

スカートの下に乱暴に手をいれて来たのだ。


「いやああ、何するの? やめてぇ~」


下着をおろされる恥ずかしさに

狼狽え、抵抗する私を

ハルは強引に押し倒した。







罪びと8




「心配するな、傷つけにゃあよ」


「今に、かあちゃんみたゃあに、気持ちよくなるずら」



ハルに、スカートを捲られ

尻を撫でられながら


私は、言い知れぬ、恍惚感に酔いしれていた・・・





「こんなに、たんと濡らしおって」

「感じとるんじゃにゃあか?」


あまりの恥ずかしさに逃れようとしても

入ってくる指が、それを、許してくれない・・・



やがて

下半身に熱い痛みが走り


私の中に、初めての男が入って来る。



その悍ましさと恥ずかしさが


痛みをいつしか快感に変えてゆく・・・




「私は、どうしてしまったの?」




目の眩むような痛みと羞恥に腰を突き上げられる度に




押し寄せる悍ましい快感・・・





抗えず腰を振りながら


私は、嗚咽を漏らし

神に懺悔するのだった。




「もう、私は、罪人。」


「姦淫の大罪を犯す罪人なのだわ・・・」





ハルに、熱くなった下半身を弄られながら




青空に吸い込まれるように


全身からスウッと力が抜けていく。







罪びと9




「こりぁぁあ、」


「いったやぁ、そんなところで何をしてるんだ!」




遠くから、人々の呼ぶ声が聞こえる。



私は、大地にへばりつき


慌てて、走り去っていくハルの足先を眺めていた。





このまま

土に埋もれて大地と同化出来ればいいのに・・・




ふとそんな誘惑に駆られる。



冷たい風がスカートをめくり露わな尻を撫で

大地の上を通り過ぎていく。




私が罪人になった日・・・



雄大な富士の山が私を見下ろしていた。



まるで何事もなかったかのように


悠然と、優しく・・・




罪びと10






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私の過去Ⅱ:罪人になった秋(その1)



風が吹いていた。


遠くから、人々の呼ぶ声が聞こえる。



風に靡くススキの遥か遠くから、

富士の山が大地に横たわる私を見下ろしている。



まるで何事もなかったかのように・・・


悠然と、優しく・・・





罪びと1



「このまま

土に埋もれて大地と同化出来ればいいのに・・・」



ふとそんな誘惑に駆られる。



冷たい風がスカートをめくり露わな尻を撫で

大地の上を通り過ぎていく。





罪びと2




あれは、20年前・・・




私は、静岡の片田舎に住んでいた。


東京からの転向生。





父の転勤の時、ここに連れて来られた。





学校は富士の裾野にある女子校で男子禁制。



厳格なカソリックとして洗練も受けさせられた。



当時は、父の手を離れ、寄宿舎に入居していた。




毎日の日課は、礼拝。



厳かなチャペルの雰囲気が私は好きだった。





神父様に従い、お祈りを捧げた後、

シスターの奏でるオルガンに合わせて

響く讃美歌の合唱も・・・



ステンドグラスの彼方にある

希望の未来を指し示すかのように

すべてが美しく

私の心を高揚させていた。




あの週末・・・

久々の休校で、自宅に戻ったとき


私の希望の光は、一瞬にして闇に閉ざされるまでは・・・





罪びと3




その青年の名は「ハル」


何故か

近所の評判は極めて悪かったが

引っ越してきた当初から孤独な私に親切にしてくれた。


私には、優しい兄のような存在だった。



「来ちゃいかん、動かにゃあでそこにおれ!」




何時ものように、敢えて玄関を通らず

自宅の庭から、家に入ろうとした時、


 縁側に立っていたハルが私を制した。




閉ざされた障子越しに、母のくぐもった声が聞こえる・・・




「いやああぁ、もっとぉ・・・」


あの時の声だけが、今でも頭の中に残っている。

ショックで内容なんか、全く覚えていないのに・・・




ただ、死にそうな断末魔のうめきと

喜悦の嬌声が入り混じって


聞くに堪えなかったことだけが記憶に残って離れない。





罪びと4




頭が白くなったまま、走り出す私。




玄関先に停まっている見覚えのある軽四輪・・・



垣間見た醜い肉体の正体が、

鮮明な映像に変貌し、

私を追いかけて来る。




まざまざと浮かび上がるおぞましい光景・・・





罪びと5




 姦淫・・・・



  情欲を抱くものの罪・・・



押し寄せる恐ろしい妄想の中で

周りの景色が、真っ白な炎に包まれ。



消えていくのを遠くに感じていた・・・






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プロフィール

風花(かざはな)

Author:風花(かざはな)
ちょっとマゾっ気のあるM猫です。
不倫の関係ですが、男主人
(あるじ)がおります。

主人(あるじ)の居ない時、
ふと淋しくなって誰かの言葉が欲しくなる・・・

そんな時、
このブログを訪れた貴方とめぐり逢いたいんです。

ここは、私が創った
「虚構の世界」

この世界で、貴方と出会い、
素敵な恋歌を詠いましょう。

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